こんにちは、桜蔭ママです。
東京都の中学受験が間もなく一斉にスタートしますね。
私も長女の中学受験の日、凍るような寒さの中
水道橋の駅前の桜蔭坂を 娘とゆっくり歩いたシーンは
昨日のことのように覚えています。
10~12歳の子供と共に過ごしてきた
受験に向かっての毎日は、いわば子育ての中のターニングポイントです。
お母さまは中学受験を通して、子育てについて悩み・考える日々だったことでしょう。
辛く大変な日もあったことでしょう。
でも、それが良いのです。
それこそ中学受験の一番の成果なのです。
もし中学受験をしなければ、子育てについて、お子さんの将来について、
それほど真剣に考える機会はなかったと思います。
(高校受験は殆ど本人任せになりますからね)
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そして、お子さんも中学受験を目指したことで得たものが沢山あったでしょう。
辛い事もあったかもしれません。でも、
それは、これからの人生に必ず役に立ちますよ。
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何かあっても、中学受験の時の事を思い出せば乗り越えられます。
中学受験に挑戦したという自信が持てます。
*子供が2~3年中学受験という目標に向かって頑張れた事
*笑う日も泣く日もあった日々
これらはすべて、乗り越えられる親子だけに与えられた素晴らしいチャンスなのですよ。
本当に!本当に!中学受験に挑戦したお子さんは 皆、
常に努力して挑戦する人生を送っています。
(親先導型の受験をしたお子さんは、回り道をする事になってしまいますが)
*中学受験当日にアクシデントがあった時どうすればいい?
①中学受験当日電車が遅れたらどうすればいい?
②中学受験当日具合が悪くなったらどうすればいい? ③中学受験当日体調がわるくて試験会場に行けなかったらどうすればいい? ④受験前に右手を骨折したS君のお話し |
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①中学受験当日電車が遅れたらどうすればいい?
もし、明日の朝、交通機関のアクシデントなどがあっても、絶対に慌てないでくださいね。
特にお子さんには絶対に動揺を与えないようにがんばってください!
ママさんパパさんが慌てる素振りを見せたら、
お子さんは試験に向かって集中していた気持ちがそれてしまいます。
動揺を与えないように対処し、無事に中学校まで連れて行くのは
親の大事な最後の役目です。
電車が遅れたら、あなただけではなく、たくさんの受験生も遅れているという事。
また、違う路線も調べておくと良いですね。
どの学校もとっても親切なはず!
電話連絡が出来るのであれば、電話をして理由を言って下さい。
皆が電話をすると話し中かもしれませんね。
そうしたら皆がかけてくれているのですから大丈夫です。
必ず時間を遅らせて試験をしてくれますよ。
*出来れば少しの電車の遅延があっても慌てないように
早目に出かけて下さいね!
私も桜蔭の受験当日の朝大分早目に行きました。
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②受験当日に具合が悪かったらどうすればいい?
学校に着いた時に体調が悪かった場合は申し出ましょう。
保健室受験をさせてくれる場合が多いです。
教室で具合の悪いママ実力を発揮出来ないでいるより、
環境によい保健室で実力を発揮できる方が良いでしょう。
実際に保健室受験をして合格したお子さんも、私は知っています。
どんな時でも学校は、受験生皆にベストを尽くしてもらいたいと思っています。
学校は敵ではありません。味方ですよ。
中学受験は落とす為の受験ではありません。
中学校側は、《頑張ってここまで実力をあげて受験に来て!》
という気持ちで新しい生徒さんたちを楽しみに待っていてくれるのです。
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もし、これらのアクシデントを考慮にいれてくれないとしたら、
そのような学校は親身ではないかもしれませんね。
学校側の願書受付時や試験当日の対応は、入学した後も続くものです。
学校側が保護者や生徒たちを大切にしているかがわかります。
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③受験当日具合が悪くて試験場まで行けなかったら・・・
・前もって熱が出た時の為のお薬を処方してもらう受験生もいます。
事前に医師に中学受験の事を話せば処方してくれるそうですよ。
・前日などに熱がでた場合は注射をしてもらう事が出来ます。
もし朝起きて具合が悪くとても受験出来ない場合は、
その学校は縁がなかったのです。
行かない方が幸せだよ!と神様が言っているのです。
そして、お子さんの運命は違う方に誘導されているのです。
受験出来なかったとしても、今まで努力した日々は充分に役に立ちます!
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④受験前に右手を骨折したS君のお話し
長女の中学受験の時、同じ塾のお友達の男の子S君は受験の前、
塾の帰りに、駅の階段で転び右腕を骨折してしまいました。
流石に右腕なので受験は泣く泣く諦めました。その時は私もがんばっていたS君がとても気の毒で残念に思いました。
しかし、その後 (あー運命ってそうなっているのだな~、流れの通りに受け入れるのが一番なのだな~)と納得がいったのです。
何故って、その後S君は中学受験をバネに頑張り、高校受験ではもっと良い学校に見事合格したのです。
中学受験の時はとても届かなかった学校です。
もし、中学受験の時に試験を受けていたら、このような喜びはなかったでしょう。
中学受験で残念な思いをしなければ得られなかった結果なのです。
S君はきっと、これからの人生何があっても諦めないでしょう。
努力すれば叶えられることを体感したのですから。
大人になったS君が言いました。
「骨折した時、お母さんが僕を責めずに励ましてくれたので、絶対にお母さんを喜ばせてあげたっかったんです。」と。
勿論、おかあさんには直接そんなことは言わなかったでしょう。
特に男の子はシャイなものです。
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これから始まる中学受験、お子さんの気持ちを尊重し、見守ってこられたお母さまが
無事にお子さんを送り出せますように祈っております。
*TBSドラマ「下剋上受験」が始まりましたね。原作本です。TVで現れてない心情が細かく読み取れます。
*SAPIX・日能研・四谷大塚出身の先生方が個別に勉強をみてくれます。