こんにちは、桜蔭ママです。
中学受験をさせたいと思った時、ご夫婦で意見が合いましたか?
夫婦で同じ意見である事は・・・
実は稀なんです。
中学受験をする事、お母さんはママ友と話を聞いたり、何かのきっかけがあって
(私立に行かせるのが子供の幸せにとってベストな選択だわ)
と気持ちが盛り上がっていますね。
(きっと主人もそう思うはず。だって主人も子供の幸せを願っているはずだから)
そう信じてご主人に話してみると、意外や意外
「え?なんで私立なんかに行かせなくちゃいけないの?
コスパ悪いんじゃない?」
なんて、期待に反した返事が返ってきたりすることが多いんです。
そんな時どうしましょうか?
「そんな事言うなんて、あなたは子供の事が心配じゃないの?
子供の幸せを考えないの?」
なんてご主人を責めてしまうかもしれません。
夫婦は一緒に暮らしていても
毎日異なる環境で生活している違う人間です。
ご主人は仕事場で、妻は仕事場やママ友や子供の学校関係の中で、
それぞれ周りの人に影響を受けながら生活しています。
そして気づかぬうちに考え方に差が出来てしまうのです。
良く言えば、お互いに成長しているということです。
お子さんの中学受験を機会に話し合う事はとても良いことです。
では、違う意見の時はどうしたら良いでしょうか?
まずは
- ご主人の意見を冷静に聞きましょう。
ご主人に
「中学受験をさせたいのだけれど、どう思う?
少し考えてみてくれない?今度の週末に話し合いましょう」
と、時間を与えてあげましょう。
ご主人は、子供の親ではありますが、普段は仕事の事で頭がいっぱいなはずです。
(でも教育熱心過ぎるご主人よりとほど楽ですよ!)
課題を与える事で、中学受験について考え始めると思います。
本や雑誌を読んでみたり、仕事仲間に意見を聞いてみたり。
ご主人は、子供についてじっくり考えるとても良い機会になりますね。
- お母さんであるあなたも、自分の意見をまとめておきましょう。
まとめておくことで、しっかりとご主人にも伝わる話し方ができるはずです。
*中学受験をさせたい理由
*塾の説明
*塾にかかるお金の事
*私立中学と公立中学を比較して
*私立中学のメリット
*もし合格しなかった時の事
*ご主人に協力してもらいたい事は何か?
- そして話し合いの日に気を付ける事は・・・
まずは、じっくりご主人の意見を聞いて下さい。
そして、否定はせず、肯定をして聞いてください。
(人は肯定されるととても気持ちが良くなりここが広くなります。
そして奥さんのいう事も肯定しようと思います。
逆に否定されると、言った事を否定されたという気持ちよりも、
自分自身を否定されたような気持ちになってしまいます。)
その後、貴方のまとめた意見を話して下さい。
(もし、お子さんが中学受験を希望している場合は、お子さんも交えて
お子さんにも考えをまとめさせてお父さんに意思を伝えるようにしましょう)
1回の話し合いでは結果が出ないのが普通です。
その場合、とりあえず塾の体験に行かせてお子さんの反応を見ながら
話し合いを薦めるのも良いですね。
中学受験をせず公立中学に行く場合でも、塾で勉強する事は為になります。
高校受験へのスタートにもなります。
- 夫婦で意見が違う時の一番気を付ける事、大切な事は?
古い考え方と言われてしまいそうですが、
子育て・教育の根本は夫婦関係です。
ご主人の意見を大切にしてあげて下さい。
どうしても中学受験をしたければ、ご主人の心を変えるように
冷静に努力して少しずつ歩み寄りましょう。
絶対にしてはいけない事は、ご主人の意見を無視する事!
ここで無視をすると、この先ご主人はお子さんの教育について尻込みしてしまいます。
すねてしまう場合も。
最終的にはご主人が決定するという形をとることが大切です。
それが貴方の為にもなるのですよ!
- 私の場合は・・・
どちらかというと、娘の教育に関して私が先導する形で育ててきました。
それは、私が東京生まれ東京育ち。主人が田舎育ちだったからです。
東京の教育事情を知っているのは私だからという理由でした。
夫は協力してくれたほうですが、今思えば、もっと夫の意見を聞いて
夫先導型、もしくは、夫が(自分の考えを優先してくれた・・・)と
思うようにすれば良かったと思うのです。
協力ではあったものの、疎外感があったかもしれません。
同じ中学受験をするのであっても、
お父さんとお母さんが2人で応援してくれるというのは
お子さんにとって一番頑張れる状況です。
反対に、何かあるごとに、自分のせいで喧嘩しているのでは
お子さんは勉強に集中出来ませんよ。
そうならない為にも、少し遠回りをしても
中学受験をするかしないかのところで、しっかりと
夫婦の両輪を合わせる事が大切です。
女優になって、上手にご主人を操りましょう^^
貴方の演技力にかかっていますよ~
今日も最後までお読みくださいまして有難うございました。