桜蔭ママの【中学受験 春休みの勉強は1年を左右する】

こんにちは。桜蔭ママです。

*今回は「春休みの上手な使い方」のお話しです。*

春休みは学校も宿題が少なく、すべての時間を中学受験の勉強に使う事が出来ます。

短い期間ですが、毎日を大切に有効に使いましょうね。

春休みの上手な使い方が1年の勉強を左右すると言っても過言ではありません。

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①お子さんと計画表を作りましょう。

春休みの上手な使い方は、計画的に生活する事。

まず春休みに入る前に、お子さんと一緒に春休みの計画表を作り、

壁に貼りましょう。

 

まずは大雑把な計画で構いません。

例えば、

 

7時 起床
8時 勉強開始(塾の復習)
1時間に10分間 休憩をとる
12時 勉強終了
15時まで 昼食と好きな事をする時間
15時 勉強開始(塾の予習)
18時 勉強終了
20時 就寝

このような感じで勉強も好きな事も両方ともやる!という計画を立てて下さい。

そして実行しながら、不便な所があったら

またお子さんと話し合い、少しずつ修正していきます。

 

必ず楽しみも入れて下さいね。50分勉強10分休憩

おやつはお母さんと一緒に美味しい物を食べる・・など

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②低学年~中学年の勉強

どんどん先に進みましょう。まずは基本的な問題から解いていき、理解しているようであれば同じ項目の やや難問 ~難問と進めていきます。

次の日 必ず前の日の理解を確かめるために、同じ問題を解かせてみましょう。

そして次に進みましょう。

気を付けるべき事は、あせらないことです。そして、やらせ過ぎない事が肝心です。

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③5~6年の勉強

塾通いをしていると思います。2月から新学年コースが始まっていますね。

塾ではドンドン先に進む時です。春期講習もあるでしょう。

5年後半~6年になれば、お母さまはお勉強は教えない方がいいです。

塾では中学受験を研究し尽くしていて独特な教え方をします。

ですから、お母さまやお父様が 自己流で教えてしまいますと 塾と教え方が違い、お子様が混乱してしまうのです。

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④親の役割

お母さまやお父様は 生活と心のホローをしましょう。

塾で長い時間を過ごすお子さんの為に、

①栄養のある夕食を作る

②お昼のお弁当を作るなどですね。

また、お家にいる時間は

①復習をしたり、疲れを癒せる 静かな環境を作る。

②一緒にお食事をして、1日の出来事の話を聞いてあげる。

この年齢になると なかなか話しをしないかもしれませんが、このような環境を習慣にしておくことで

何か話したくなった時に 話す事が出来るのです。

もし、このような時間を持っていないと、いざ お子さんが話したい事がある時に話すきっかけを逃がしてしまうのです。

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これから先、お子さんはどんどん大人になります。いつでも お母さまに心の内を話せる環境は
大切なことだと思いますし、

何でも話してくれると親としても安心できます。

 

お子さんが中学生・高校生になると、

「うちの子何にも話してくれないから 学校の事何にもわからないんです。
何やっているんだか、何考えているんだか心配なんです。」

とおっしゃる方がいます。

大きくなってから親子関係を修復しようとしても とても難しいです。

親子関係も小さな積み重ねです。

チャンスは今!中学受験勉強に向かう今なのです。親子で1つの真剣で大切な目標に向かっている時。

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中学受験は人生でたった1度しかない12歳の時だけのチャンスです。

大学受験と違い浪人も出来ません。

その時の親子の関係を最高のコミュニケーションにしましょう。

そして、自信をもって中学校というプチ大人の世界へ巣立ちをさせてあげましょう。

鳥は初めて空を飛ぶ時とても不安です。

でも、ちょっと飛び立ってすぐに安心して戻れる巣があれば、勇気をもって飛び立つ事が出来ますね。

少し飛び回っては巣へもどり、また勇気を出して飛んでは戻りを繰り返しながらドンドン遠くに長い時間飛び回るようになります。

お子さんも同じです。すぐに安心して戻れる温かいお家があるから、お母さまがいるから安心して外に出ていけるのです。

思い切った冒険も出来るのです。

春休み、今一度お子さんとのこれからの関係をゆっくり考えて、毎日の生活を整えてみて下さいね。

これから始まる新学年、1年間のざっくりとした計画も

お母さまが考えておくと良いでしょう。

 


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