中学受験生のお母さま、こんにちは。
桜蔭ママのブログにいらして下さり有難うございます。
中学受験生を持つお母さまは、ストレスが溜まりやすいですね。
御自分のモチベーションを保つ事が大変だと思います。
どうしても我が子の成績ばかりに目が行ってしまいますよね!
勉強させなきゃ!と焦ってしまいますよね。
少し成績が上がっただけで心が躍り、
少し成績が下がっただけでとっても落ち込んでしまう、、、
このような繰り返しで、ストレスも解消されないと思います。
中学受験生をもつお母さまは皆さん、そんな感じの毎日をお過ごしだと思います。
でも、そのような毎日ってとっても辛くないですか?
中学受験の勉強期間は長いです。
小学校4年生ぐらいから中学受験を意識して日々の勉強を充実させなければなりません。
このままストレスを溜め込んで中学受験直前までストレスを引っ張っていくと、
それこそ、自分の感情をコントロールできなくなり、お子さんんに当たってしまう事にもなりかねませんよね。
今一度、お母さまのストレスを溜めないような生活、考え直すべきなのです。
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私の娘が中学受験勉強をしていた時、中学受験生のお母さまを何気なく観察して、良い所を取り入れようとしました。
それは何故かというと、
母親の子供に対する接し方や励まし方が、中学受験生にはとても大事だと感じたからです。
よく観察していると、中学受験生のお母さまは大きく分けて2通りあると思いました。
- 子供の中学受験を生き甲斐にしているタイプ
- 子供は子供の人生。私は私の人生。と切り離して考えられるタイプ
実は私も娘が小学校4年生ぐらいまでは、①の方だったのです。
心の中の90%ぐらいを中学受験の事で占めていました。
でもその気持ちが娘の負担になってはいけない!
そして母親である私自身も、娘たちのお手本になるような人生を歩んでいなくてはいけない!
中学受験は長丁場、娘も私も心のモチベーションがとても大切!
と思い、中学受験期間、心をどのように整えるべきか、一生懸命に考えました。
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中学受験が終わり、桜蔭学園に合格出来た事、中学・高校生活・大学受験も
この時に考えた母親としてのスタンスがとても良かったと思います。
もし今、どのようなスタンスとモチベーションで中学受験に望んだら良いのか
迷っていらっしゃるのなら、これから先のお話しをお読み下さり参考になさって下さいね。
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これは、
私が多くの
*中学受験生の母親たちを観察して分かった事
*桜蔭生のお母さま方を観察して分かった事
*個別指導教室を主宰していて分かった事
*娘たちを大人になるまで育てて分かった事
などから、最も素晴らしい母子関係を作る方法を書いております。
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この順にお話しして参りましょう。
①子供の受験だけの毎日にしない。
お母さんにも色々な子育て感があります。
*子育てがすべての中心になっているお母さん
*自分の事と子供の事同じぐらい大切にしているお母さん
貴方はどちらでしょうか?
色々な親子関係を見て来て言える事は、
子供中心、子供優先の生活にしない方が上手くいくのです。
②私の世界を広げる。
子供中心・子供優先だと、子供の色々な事が気になり過ぎてしまうんです。
子供は一部始終見られている監視されているような気持ちになってきて
苦しくなります。
お母さんのそんな視線が、伸びる個性を潰し、指示待ちの子供を作ってしまうのです。
子供を伸び伸びさせて自分で考えられる隙間を与えてあげる為には、
お母さんが世界を広げ、少しでも自分だけの時間を作る事をお勧めします。
③母親でも自分の人生を歩む
子育て中、特に受験生がいるお母さんは子供の事第一になりがちです。
でも、中学受験勉強をする10才~12才ぐらいから徐々に親子分離を始める事が
大切です。中学受験をきっかけに母も子も自分の道を歩き始めましょう。
中学受験は合格すれば良いというものではなのです。
中学入学すると同時に、自分で何をどのようにどの位勉強していけば良いかを
判断出来る=自立した勉強 が出来ていなくてはなりません。
④お母さんも自分の夢や希望を持つ
今は小学生のお子さんも、中学受験を経て中学生になった途端、
世界がぱ~っと広がりますね。
親としてはとても嬉しい事です。
ですが、心のどこかで少し寂しい置いていかれたような気持ちになるお母さんも
少なくありません。
お母さんも今から自分の人生を歩み始めましょう。
ほんの小さな事でも良いのです。
楽しい事、嬉しい事、やりたいと思っていた事、
お子さんの独り立ちする人生を喜んであげる為にも
お母さんが自分の人生をちゃんと持っている事が大切です。
⑤子育て中の今こそ、その先に役立つ種をまき、温めておく。
(子育て中でしかも中学受験生を抱えているのだから
送り迎えや宿題などの付き添いでそんな気になれないし、
そんな時間はないわ~)
と、思いましたか?
そのお気持ちもとても良く分かります。
でも、家の中で悶々とお子さんの成績のことばかり考えているよりも
ずっと良いんです。
例えば、お子さんにもご家族にも為になり、お母さん自身も癒しの時間になる事!
*お料理が好きならば、きちんとお料理をならってみる!
いつかお料理教室を開くという夢を持ってみる。
*いつか刺繍をマスターしたいから、簡単なものから始めて見る
*海外旅行の為に英会話を始めて見る。
*本を読むことが大好き。1冊づつ読むというインプットだけでなく、感想やあらすじを記録に残してみる。
*ヨガや運動を始めて見る。
など、私だけの私の為の時間を持ちましょう。
⑥自分の人生の種を撒くのは、今!なのです。子供ばかりに目を向けていると子供は苦しくて、伸びない
中学受験生を持つお母さんは、
(私がしっかりこの子の成績を上げる為に努力しなくては・・・)
と力が入ってしまうものなのです。
勿論、お子さんが3年生4年生であれば、お母さんも子供に関わる時間は多いかもしれませんね。
でも5年生6年生になれば、塾の先生に全面的に任せた方が良いんです。
勉強を教えるにしても、お母さんは素人の教え方、塾の先生はプロ。
そして中学受験の問題は解き方に様々なコツがあるのですよ!
ですからお母さんは子供の様子を少し遠くから観察しているくらいで良いのです。
そしてずっとみられていたらお子さんはとっても苦しいんです。
そのうち、反抗してくるお子さんも出てくるでしょう。
逆にお母さんのお人形のように、お母さんに指示通り、希望通りにしか動けない、
自分の意志を持てない子供になってしまう可能性もあるのです。
そうなると中学生になった時大変です。
お子さんが伸び伸びと自分の個性を伸ばしていけるように
子供だけを観察するのは止めましょう。
⑦母親が楽しそうに学ぶ姿を見せる事が一番の励ましになる
お子さんが伸び伸び楽しい人生!早く大人になりたい~
と毎日が希望に溢れる毎日、
それは、一番身近であるお母さんが楽しい人生を送る事です。
*お母さんが自分の世界を持ち、やりたい事をやり、楽しそうにしている。
*お母さんがいつも怖い顔をして自分を待っている。いつも怒って幸せそうでない。
どちらのお母さんが良いですか?
中学受験は合格する事だけが大切なのではないです。
過程を大切にせず、合格出来さえすれば過程などどうでも良い・・・
と思って受験勉強を進めて行くと、中学生になってもたちまち学校生活に付いていけなくなります。私はそんな子供を沢山見てきました。
お母さんもお子さんも自立している事。
お子さんが何をいつ、どのくらい勉強するべきかを自分でわかるように自立している事
それが大切なのです。
お母様自身の人生も大切にする事!それがキーポイントです。
【RIZAP COOK】