桜蔭ママの【中学受験・合格する願書の書き方】

こんにちは、桜蔭ママです。

中学受験の願書、ただ書けば良い、枠を埋めればいいと思ってはいませんか?

実は私も普通に書けば良いと思っていたんですよ。最初はね!

でも、桜蔭中学校のように面接がある私立中学校の場合、

願書の内容がとても重要になるのです。


初めは私も願書は淡々と書けばいい、そんなに重要だとは思いもしませんでした、
でも違ったのです。願書こそ面接では伝えきれない思いを込めなくてはいけないのです。
あなたの家族の素晴らしいところ、お子さまの素晴らしいところをアピールし、

「こんなに良いところがある子ですので、どうぞ入学させて下さい」

という熱意を小さい枠の中に上手に表現しなくてはならないのです。

①前準備

・願書は必ず2部用意しておいて下さい。安心用です。
・願書だけ別売りしている学校もあります。
・コピーを何枚かとっておきましょう。
・線を引き何行書けるかの目途をつけましょう

・面接のある中学校は、完成した願書のコピーもとっておいてください。

 

②決して、見本などを見てマネしないで下さいね。

願書の重要性を知らない人は、ただ上手にそつなく書けば良いと思い

何かの見本の通りに書いて安心してしまいます。

同じことをする人も多いので、似たり寄ったりの願書が多くなります。
毎年何百という願書を読んでいる先生方にはすぐにばれてしまうのですよ!

必ずオリジナリティーのある、我が家ならではの願書を書くようにしましょう。

 

 ③長所と短所はどのように書くと良いでしょうか?image

長所はおそらくいくつも書けますよね。まず一番伝えたい長所を書いたら、それにまつわる具体的な出来事を書いてください。

読む先生方が頭の中にイメージ出来るように。そして最後にその長所に対しての親の感想を書き、閉じましょう。
例えば、・・・・・・・・・・・・・このような娘の優しさを親として大変嬉しく思います。・・・・・・というように。

 次は短所です。ここは充分気を付けてくださいね。本当にダメな部分や問題な部分を書いてはいけません。
それをやんわりと書くのです。そして、見方によるとそれも良い部分であるように書かなくてはいけません。
例えば、・・・・・娘には短所はないのですが、強いて言えば、行動が少しゆっくりなところです。一つ一つの事を大変丁寧に最後までやりとげるのでそう見えるのかもしれません・・・こう書くと、いつの間にか短所も長所に見えてきます。
④志望理由はどのように書けばよいか。

学校のリーフレットの読めば学校方針が明らかですね。
しかし、リーフレットを抜粋するのは誰もがする事です。

その中でも自分だけの表現を心掛けましょう。

まず願書を隅々まで熟読します。他の学校とは違うところをピックアップします。
必ず特徴を謳っている、自慢したい箇所があります

例えば、図書室の品ぞろえ、PC教育、英語のヒアリング・室内プール・道徳的な時間を設けるなどを見つけます。皆がさらっと読み流してしまうような箇所に注目します。

どの学校にでも書いてある事は書かないでください。

特徴や共感出来る事が見つかったら、あなたのご家庭の教育方針と絡めて書いてみましょう。

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*例えば、温水プールのある学校の場合

・・・・・私共は何よりもまず体力をつける事を一番に考えております。
御校の温水プールによる体力強化方針のもと、

娘にも是非身体も心も強い人間になって欲しく

志望させていただきます。・・・・・・・・

というように、学校方針とご家庭の教育方針が同じである事を強調しましょう。

また、お知り合いやご兄弟に、その学校に通っている人がいるととても良いですね。
そのお子さんの様子を具体的に褒めながら、我が子もその子のように成長して欲しい、と書きます。

この事は、学校の先生は大変喜びますよ。面接では必ずその話題になり盛り上がります!

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*桜蔭中学校の場合

桜蔭の特色は、

①室内プールがあり体力づくりに力を入れています。

②勉強以外の事、体育祭・文化祭においても生徒さんたちが自分で1から作り上げて

一所懸命に取り組み自主性・責任感を高めます。

③先生方が見守る教育をしてくださいます。

④生徒を成績だけで判断せず、6年間という長い目で生徒の成長を見守って下さいます。

⑤桜蔭の場合、大学進学率の事は書かない方が良いです。

⑥桜蔭中学校に通う一番のメリットは同じ価値観を持つ素晴らしい友人・仲間と

出会える事です。桜蔭で出会い6年間を共に過ごした友人とは一生の宝になります。

娘も桜蔭時代の友人と会うと、皆が自分の人生を大切に生き、高きを目指し常に成長している事に励まされると言います。

④家庭の教育方針

家庭の教育方針は、学校の教育方針・指導方針と同じ方向でなくてはいけません。

受験する中学校の案内を読み込んでくださいね。

その中学校が6年間でどのような生徒に育てたいか、家庭の方針も同じである事を書いてください。

願書を重視する度合いは受験する中学校によって違います。

面接のある学校は

面接官の先生が願書を資料にして質問をしてきます。

ですので、逆に面接で是非聞いてほしい事、話したい事を願書に書くという方法でも良いのです。

また、願書に書いた事は、掘り下げて聞かれる場合もありますので答えを準備しておいてください。

勿論!書き上げた願書は面接の為にコピーを取っておくのは必須ですよ!

私の桜蔭の面接では、先生方3人と面接でした。

面接の様子はまた別の機会にお話ししますね。

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最後までお読みいただきまして有難うございました。

願書にきちんと取り組むという事は、これまでの、そしてこれからのご家庭の教育方針を

改めて考えてまとめる良い機会ですね。

心のこもった願書は先生方にも必ず伝わります。

楽しんで!頑張って下さいね!

*願書に貼る写真についてはこちらをお読みくださいね!





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