桜蔭ママの【中学受験 子供が真実を隠す時】

こんにちは。桜蔭ママです。

今日も外は良いお天気です。でも寒いですね。

今日明日東京は雪が降るかもしれないと天気予報は言っています。

 

中学受験当日が近づいてくると、お天気に敏感になりませんか?

中学受験の当日に雪が降ったら交通機関に影響がでる心配もありますから。

お父様お母さまは心配になるでしょう。

でも、ケセラセラで行きましょう!

雪が降って交通が乱れたら、それは中学受験生皆が同じ条件です。

大切なのは、お子さんに動揺を与えない事です。

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ところで、あなたはご自分のお母さまに 何でも話せましたか?

話せたのならどうして話す事が出来たのですか?

そして貴方のお嬢さんは、お母さんである貴方に何でも話せるでしょうか?

今日は、「中学受験 子供が真実を隠す時」というお話しをします。

①子供は何故親に真実を隠すようになるのか?

②子供が親に何でも話してくれるようにするにはどうしたら良いか

③中学受験は自立心を高める良いチャンス!

④自己肯定感を高めてあげるのは、親の大切な役目

⑤私の場合

①子供は何故親に真実を隠すようになるのか?
私が「個別算数教室」を主宰していた頃、生徒の2番目のママさんのような存在になりたくて「ママ・ティーチャー」という塾名にしました。

生徒さんたちは、「ねえねえ、先生!ママには内緒ね!きょうね~・・・・・・・」

と、色々な可愛い出来事を話してくれました。

 

「ママには何故内緒なの?」

「だって!ママさんが聞いたらなんでそんなことしたの~!ってすぐ怒るから」

(こんなに可愛い話を聞けないなんてもったいないな~)と思ったものです。

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お子さんの中には、ある年齢から、(ママには秘密!)を覚えてしまいます。

それは何故だと思いますか?

もしママさんが「お母さまには秘密」をしたことがあるのなら

気持ちがよくわかるでしょう。

そう!ママに話すと、嫌な答えが返ってくるからですね。

*例えば、テストで残念な点をとってしまった時

「ほら。勉強しないからこんな悪い点しかとれないじゃないの。

まったくダメなんだから~」

こんな風に言われることが続いたら言いたくなくなりますよね。

お子さんはテストを返してもらった時点で充分ショックをうけているのです。

だからママさんのそんな言葉は聞きたくないのですね。

「今度はがんばろー」と思って帰って来ても、ママさんのそんな言葉で、頑張ろうとしていた気持ちがどこかに行ってしまうでしょう。

テストを隠そうと思ってしまうかもしれません。

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②子供が親に何でも話してくれるようにするにはどうしたら良いか

もし、お母さまがこのように言ってあげられたらどうでしょうか?

「テスト返してもらってどう思った?」

「ショックだった~」

「そうっか~。じゃあ今度はどうする?」

このようにお子さんを肯定的に受け止めれば、

お子さんはいつまでもお母さんに「話したい!」と思うのです。

お母さんに話したら

*良い気持ちになるから、

*一緒に喜んでくれるから、

*一緒に考えてくれるから、話したい!130
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テストって、間違った問題をきちんと理解して出来るようにすれば、

その時点で100点をとったのと同じ実力になるのですよ。

ですから、点数のことにエネルギーを費やすのではなく、

まず、出来た問題を褒めましょう。

そして間違え直しに気持ちと時間をかけましょうね。

(子供を叱るって疲れますからね!)

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③中学受験は自立心を高める良いチャンス!

中学受験のお勉強をしている間には、しない子より、ずーっと色々な事があります。

ですが、色々な事をママさんと乗り越えながら絆が深まっていくのです。

中学受験は親子の関係をより深めるチャンスでもあるのです。

そして、中学受験での親子に関わり方が

その後に親子関係を決定するといっても過言ではありません。

自分で考える・自分で決める事で自立心を高めていきましょう。

 

自分の意志を持つ事は、中学受験にも必要です。

中学受験勉強をしながらお子さんたちは自立していきます。

中学生になった頃には、

*自分で何でも決められる

*考えられる子になっている

事が必要です。112

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④自己肯定感を高めてあげるのは、親の大切な役目

子供の教育に大切な事の1つに

自己肯定感を高める・・・があります。

自分を肯定出来るか出来ないかは、お父様お母様の姿勢にかかっています。

中学受験は勉強を通してどうしてもお子さんを否定してしまいがちです。

でも、そこはグッと我慢!お子さんを叱ったり、否定する事で良い結果は生まれません。

お子さんの能力を最大限延ばすには、自己肯定感を高める事!

自分は大丈夫!出来るんだ!

という自信を持たせることが大切なんです。

 

出来なかった問題を理解することに気持ちと時間をかけましょう。
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⑤私の場合

私の娘の中学受験の時、低学年から少しずつ

何でも自分で決める・考える練習をしていきました。

私はどんな時でも「あなたはどう思うの?」と聞きました。

それは、自分の意思をきちんと持って表現できる

実行できる女性になって欲しかったからです。

なるべく娘の意思・考えを尊重しました。

娘が何でも話してくれるように「待つ」姿勢を・ゆとりを持っていました。

ママ

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子供が何かを話したいと思った時、

ママさんの心が忙しそうだとなかなか切り出せないものです。

いつでも何でも言ってね!・・・という気持ちを持っていれば、話してくれます。

そして、その関係はこの先ずーっと続く事になるのですよ。

私の娘たちは大人になっても何でも話してくれます。

特別なことをしたのではなく、自分の子供であっても、

1人の人間として尊重したからです。

お友達との事・彼が出来た事・悩んでいる事・楽しかったこと・これからの夢

何でも共有してくれます。

お蔭で自分の人生と娘たちの人生と二重三重に楽しめています。

お母様とお子さんの将来の楽しみの為にも、

お子さんが話したい!と思う聞き方をしてあげてくださいね。

中学受験を上手く利用して下さいね。

 

お子さんとの関係はお子さんが大人になってもず~っと続くのですから。
中学受験をして良かった~と皆さんが思えますように~祈っております。

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