こんにちは。桜蔭ママです。
今日は 【夏休みにするべき最も大切な勉強は?】というお話です。
夏休み真っ只中、お盆休み直前のこの時期、
中学受験生の親子さんは1日も無駄にしたくない気持ちで一杯でしょうね、
中学受験も勿論!
受験と名の付く高校受験・大学受験など
【夏を制するものは受験を制す!】と言われていますから
余計焦ってしまう事でしょう。
では、この大事な夏休みどの様な勉強をするのが一番効果的なのでしょうか?
それは!【総復習】をすることなのです。
とにかく、先に先に勉強を進めて先取りをする・・・と思う気持ちはわかります。
でも夏休みは、この先の9月~1月の勉強をスムーズに進めて行くための調整期間です。
夏休みの間に今まででわからなかった事・苦手な科目・間違った問題を
完璧に理解しマスターしておくことが最大の効果的な夏休みの勉強の仕方です。
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ではもし、苦手な科目・間違った問題をそのままにして
夏休みの間、新しい問題や先取り予習を中心に勉強したとしましょう。
そうすると、さも予習が沢山出来た錯覚をしてしまいます。
ですが、いざ秋冬になった時に期待通りの成績をとれない事になります。
【夏休みにあんなに勉強したのに…何故?】と
直前に自信を無くしてしまうのです。
結局、出来る問題も増えましたが、出来ない問題も沢山かかえたままなので
点数に現れないという事なのです。
ですから、秋冬の中学受験直前まで緩やかに成績が伸びて自信が持てるようになる為に
出来ない問題をマスターしておいてください。
そうすれば、秋冬に習う新しい問題も素早く理解出来るのです。
夏休みの毎日、1日1日を大切に焦らずに、3歩進んで2歩下がるのが子供の成長です。