こんにちは。桜蔭ママです。
私は、中学受験をしたお子さん、しなかったお子さん
たくさんのお子さんを指導したり、成長を見て参りました。
【中学受験】経験は子供を強くする・・・
これは確かな事だと断言できます。
親は中学受験をさせる時、
(希望校に入れなかったら挫折感を味わうのではないか?)
(12歳にして人生の敗者になってしまうのではないか?)
と心配をしてしまいがちですね。
でもそう思うのは親の心・大人である私たちの感覚なのです。
子供たちはそんな風には思いません。
ではどの様に感じるかと言いますと、
(塾でやっている事にとにかくついていかなくちゃ)
(もっと解けるようにがんばろう)
(成績が良くなると嬉しい)
(○○学校に行きたいから頑張ろう)
(中学受験した方が良いみたいだからやってみよう)
10才~12才の子供たちが考える事は【今】が中心ですね。
それで良いんです。
【今】【今日】という日を一生懸命に努力する。
その積み重ねが大切です。
ですから親は余計な事を言ってはいけません。
「落ちたら人生終わりよ」
「こんな成績で受かるわけない」
「○○ちゃんに負けないで」
「○○学校に受からなかったら意味がない」
など絶対に言わないようにしてください。
中学受験はお子さんの長い人生の中では
ホンのちょっとの挑戦です。
そこで合格しなくても、希望の学校に行けなかったとしても
全然大丈夫なんです。
むしろ、ぎりぎりの実力で合格したらその学校ではビリからのスタート。
第2希望の学校が余裕で合格したのであれば、トップからのスタートです。
そして第1希望に合格しなかった事が、これからの人生に大いに役に立ちます。
・もっと頑張ってリベンジするぞ~
・あの学校に行った友達より良い大学に行ってやる~
など不合格だった事が良い人生勉強になり、これからの人生のエネルギーに変わるのです。
*************************************************
第一希望に合格した子もしなかった子も、
中学受験に挑んで頑張って、遊びたい気持ちを抑えて我慢を覚えた事、
この体感・感覚は大人になっても残っていて役に立ちます。
(あの時私は頑張った!あの時を思えば何でも頑張れる!)
中学受験を経験したお子さんは、中学受験を思い出すと
自分の内部にある自信が蘇って来ると言います。
そんな意味でも、中学受験は結果だけでなく、
中学受験の過程、今日1日を大切にしてください。
それこそがすべてこれから役にたつことなのです。
今日も中学受験をされる方が充実した1日になりますように。
*中学受験・子供の教育にお悩みの方の相談をお受けしております。
もし息詰まっていらっしゃる方がいらしゃいましたら
お気軽にご相談下さいませ。
自分の気持ちを話す事で自分の心が整い整理されるという効果もあります。
お子様の事を愛して想っていらっしゃるお母さま程、
悩みや迷いが強いものです。
そのような愛情深いおかあさまとお会いできますのを楽しみにしております。