こんにちは。桜蔭ママです。
桜蔭中学校の学校案内①に続き、読んだだけではわかりにくい学校案内を
詳しく解説しましょうね。
* 桜蔭中学校案内②-1
桜蔭の1学年は約240名!これって多いの少ないの?
桜蔭の1学年は5クラスですので、1クラスの生徒数は約48名です。
私立中学では1クラス50名前後のところが多いのでごく普通ですが、
私が初めて娘の教室に入った時、
「わ~教室にいっぱいいっぱい!だわ~」と感じました。少し狭いイメージだったのです。
でも、次に学校を訪れた時にはその感覚は違ったものになりました。
授業中の48人の眼差しはそれはそれは真剣です。先生のお言葉を一言も聞き漏らさないように、黒板を見つめる姿に感動を覚えました。
これぞ勉強を本分とする学生の姿ですね、このような学生さんの姿を見るとホッと安心してきます。
私が初めて(せまいな~)と思った印象から、
(いやいや、一番後ろの隅っこの席でも充分に授業に参加している一体感のある教室であるのだな~)
という印象に変わりました。
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桜蔭中学校の案内②-2能力別クラス編成がある?
学校案内の桜蔭中学校のページに書いてある【学習】のところには、
①中1と中3の英語ではクラスを分割して授業を行う
②数学と英語では、中学で高1過程の1部、理科では半分程度を先取り学習。
③国語は中学で文語文法を終わらせる。
④数学と英語は高2・高3で習熟度別分割授業を実施。
と書いてあります。(晶文社 中学受験案内参照)
もう少し詳しく説明しますね。
習熟度別というと親は敏感になりますね。
出来ること出来ない子を分けるという印象があるのではないかと思います。
桜蔭では、各自生徒さんに選ばせる方式をとっています。
それはどういう事かと言いますと、
例えば医学部志望の場合、志望校によってはそれ程英語の問題がそれ程難しくない場合もあります。そうすると難しい事をするクラスにいる必要は無いわけなのです。
また、文系の大学を志望場合、難しい数学を解けなくても大丈夫です。
この様な理由で、生徒さん全員が自分の志望校にあった英語数学のクラスを選択できるという訳なのです。
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桜蔭生は互いにライバルと思わず共に成長できる理由は?
成績で無理やり能力別に分けてしまう学校もありますね。
そういう分け方ではどうしても生徒の中で比べ合いっこをしてしまう事になります。友達がライバルになってしまうのです。
でも、桜蔭の校長先生はいつも父母会でおっしゃっていましたよ!
「桜蔭の中でお互いに競い合っても仕方がないのです。た大切なのは共に前進する事!」
ですから、桜蔭の生徒さんたちは、お友達をライバルとは思いません。
共に成長していく、大切な仲間なのです。
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私は校長先生を始め、諸先生方のこの方針こそが、
桜蔭生が伸びていく秘密!毎年進学率が素晴らしい秘密!
なのではないかと思いました。
私の娘が桜蔭生であった時、そのようなお友達同士の仲の良い信頼し合う姿がとても嬉しく微笑ましかったです。本当の頼り合える、高め合える友人が出来ました。
そして、何かあれば集まれる一生の友人になるのです。
最後までお読み下さって有難うございました。
何かお役に立てた事があれば嬉しく思います。
桜蔭中学校案内③はまた次回 書きますね。