こんにちは、桜蔭ママです。
中学受験生、特に桜蔭学園を受験なさる方に向けて記事を書いていると、
中学受験生の親であった数年前の気持ちが蘇ってきます。
今日辺りは、少し胸が苦しくなってきました。
中学受験生の皆様はいかがお過ごしでしょうか？
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私の娘の桜蔭受験日の直前は、
（只々、娘が元気で受験当日の朝を迎えて、無事に桜蔭に到着し、
悔いの残らない受験をしてきてほしい！）
それだけを願っておりました。
桜蔭受験をなさるお母様は今、どのようなお気持ちでいらっしゃるのでしょうか？
中学受験直前のお母さまにしていただきたいのは、
いつも通り、普段通り、淡々とした日々を過ごす事です。
お子さんはきっと塾で相当がんばっていますよね。
塾で充分に（とうとう直前なのだ）という雰囲気を感じていますが、緊張する気持ちを抑えてがんばっているのです。
お家では、お子さんの緊張をほぐしてあげて欲しいです。
そして、来るべきお子さんの初めての挑戦を楽しみにしてください。
結果は考えないで下さい。
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今は、お子さんが２月１日、無事に受験校の門に入り、
お母様に手を振って校舎に入って行く！
自分の全てを出し切って元気で戻ってくる！それだけを考えて下さいね。
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数年前の２月１日早朝の受験当日、
私は桜蔭学園の急な坂を、娘とたわいもない話をしながら登っていきました。
内心ドキドキ！溢れてくる思いに身体が震え、涙が出そうになるのを娘にさとられないようにするので精一杯でした。
（今日まで娘はよく頑張ったな～、元気で今日という日が迎えられて良かったな～）
当の娘は「どこの学校にも全部いきたい～、試験楽しみ～」と軽々とした面持ちでした。
坂を登りきったところに激励に来て下さっていた塾の先生を発見して
嬉しそうにニコニコしていました。
小さな塾だったのですが、先生方はお兄さんのように子供たちの事を思い、熱心に指導して下さいました。
親には到底わからない強い絆があったのでしょう。
いつの間にか桜蔭学園の前は受験をする子供たちで溢れかえっていました。
どのお子さんも今まで相当な努力をしてきた事でしょう。
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試験の時間となりました。娘はニコニコ手を振りながら
「ママ、心配しないでね！がんばってくるからね！」と
私を気遣いながら在校生に連れられて行ったのです。
この時、私はもう溢れる涙を止める事が出来ませんでした。
試験会場に連れて行かれる姿はただの12歳の子供なのですから。
多分周りののお母さまは皆同じ思いだったと思います。
私は(娘が入試の日に 元気でベストを尽くしてくれればそれで充分）と思っていましたので、この瞬間が私の祈りが叶った瞬間だったのです。
（あ～良かった～無事に笑顔で受験会場に行くことが出来たわ～）
その後、保護者の待合室に入り、今度は自分の面接モードに
切り替えました。
入試を終えた娘は、ニコニコ顔で戻ってきました。
「たぶん大丈夫！」控えめな娘が感情を抑えながらも
ベストを尽くす事が出来た事を伝えてくれました。
その日の事は今でもはっきり覚えています。
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白い息で今にも雪が降りそうな寒い寒い日。
２月１日は沢山の中学受験会場で受験生の数だけドラマがあります。
私の場合は、２人の弟が中学受験をしてからずーっと、、
ニュースで中学受験の場面を見ると泣けてしまいます。
私にとって２月１日は受験生皆がベストを尽くせるように祈っている日なのです。
どのママさんも、がんばっているお子さんの気持ちになって、
中学受験を迎えて欲しいと思います。
お子さんの人生のスタート地点です。
どのようなコースを歩むとしても楽しく元気よく自分の道を進んでいけるように
応援してあげて下さい。決して、親の言いなりの人生にしないように！願います。
