こんにちは。桜蔭ママです。
桜蔭の体育祭は丁度春のこの時期に行われます。
新入生が入学して間もない時期に開催する初めての行事です。
体育祭の練習を通して友情や団結力が急速に急速に深まっていくのです。
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桜蔭の体育祭は水道橋の校舎ではなく、別の場所に持っている桜蔭グランドで行われます。
私は体育祭こそが、大勢の中での 我が子の成長した姿を見る事が出来る貴重な日だと思っています。
ですから娘たちの体育祭は毎年見ようと決めていました。
そうなのです！意外と中高生の体育祭、親は見に来なくなるのですよ。
中学1年生と高校3年生の親が多く、他の学年はぐっと少なくなります。
私は6年間全部出席しました。
桜蔭の体育祭では、各学年での競技が殆ど決まっています。
ですから生徒さんたちは、「あ～来年はあの競技をするのだな～」と
先輩を見て予習が出来るという訳なんです。
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何事にも一生懸命な桜蔭生。最初の選手宣誓から一生懸命さと本気度が伺えます。きっと、体育祭の委員さんたちはこの日の為に一生懸命準備をしてきた事でしょうね。そして生徒さんたちもクラス対抗に勝つために作戦を練って頑張って来たはず。
その本気度と一生懸命度が見て取れるのです。
我が子の毎年成長した姿にも泣けてしまうのですが、色々なお子さんの頑張る姿を見ても泣き所が沢山ありました。
そして、桜蔭体育祭のメインイベント！
これは本当に毎年楽しみにしていた種目であり、高校3年生の最後の体育祭では
娘もこれに参加するのだな～としみじみ・・・
それは高校3年生の最後のダンスなのです。
生徒さんそれぞれが6年間の生活を思い出すように心を込めて制服を着て踊るのです。泣きながら踊っている生徒さんもいます。
それはそれは美しい姿なのです。本当に泣けてしまうのです。
高校3年生はこの体育祭を境にクラブ活動や委員会活動を終え、受験体制に入ります。授業も選択授業になり、実質上普通の学校生活は終わりになるのです。
そして楽しみにしていた、でも寂しさもひとしおの
娘が高校3年生のダンスをする日も近くなったある日大事件が・・・
「もしかすると制服ではなく体操着で踊る事になるかも・・・」
と娘が言ったのです。
「ええええええええええええ～！」
このダンスは制服で踊るからこそ意味があるのに体操着では別のものになってしまう～制服で踊ると色々学校としては心配事もあるようなのでした。
でも無事に制服で踊る事になり、娘やお友達の最後の優美なダンスは
涙涙の素晴らしい思い出です。