桜蔭ママの【中学受験 合格する役立つ春休み旅行の仕方】

・今回は「中学受験勉強中は旅行に行ったら合格できないか?」
のお話しを私や周りの受験生の体験談を含めてお話ししますね。

答えは「行けますよ!」「行っても大丈夫!」

ただ旅行に行くには条件があるんです。

この条件を実行できる旅行であれば、

むしろ旅行に行く事は良い結果となり、中学受験にとってメリットになるんです。

旅行も中学受験を踏まえた役立つ旅行にする事が大切なのです。

その事を親が意識していてくださいね。

 

そしてお子さんには

(遊んだ~旅行にいった~)

という日常からの開放感や気分転換をもたせるように心掛けましょう。

お子さんには中学受験のお勉強・・と思わせずに役立つ旅行をして下さい!

という事なんです。

 

そうすれば、お子さんの気分転換と開放感と勉強と家族の絆とが

一度に叶えられる旅行になるのです。

 

主に国語と社会・面接のお勉強ですね。

***********************************

* 3年4年生であれば

楽しいお遊びの中で少し学びを入れる旅行にし興味を持たせる。

旅行中のマナーをさりげなく教える。

旅行に行った場所で歴史の由来を話してあげる。この時の親の話し方でお子さんが歴史に興味を持つようになるかもしれません。

また、中学受験勉強で出てきた時、きっと親の説明を思い出します。

海や山の美しい景色を見た時、ただ見るだけでなく、

どの様にきれいか?どんな風に感じるのか?言葉で表現し合いましょう。

美味しい物を食べた時は、ただ美味しいのではなく、その作り方や材料、レイアウト、お皿がどのように出来ていてどこで作られたものか?話してあげましょう。

あくまでもさりげなく、楽しみながらです!

それにはお母さん、お父さんも下調べが必要ですよ!

*********************************

5年6年生であれば、

普段の机の上での学びを 違う角度から考える良い機会にする。

勿論、旅行先の歴史にまつわるお話をするには必須です。

景色・建物・銅像・お城・神社・食べ物・

題材はいくらでもあるはずですね。

雑学は非常に大切です。特に中学受験勉強をしている間は

他の事に関心がいかなくなっていますね。

だからこそ、旅行先で雑学を知る事はとても良い事なのです。

*******************************

日頃の中学受験勉強で疲れているようなお子さんには

気分転換や心をニュートラルに戻す目的でも良いでしょう。

いずれにしても、親は少しの努力が必要です。何を目標とする旅行にするのか。

それを旅行中にさりげなくお子さんに誘導してあげる必要があるのです。

 

*また旅行中には 親子、家族で向かい合いゆっくり会話の時間もとれますね。親子共に心も柔らかくなっています。お子さんの本当の心、考えている事を聞き出すチャンスでもあるでしょう。

*************************************

*では、旅行に行った例・行かなかった例2人をご紹介しますね。

・旅行に行かなかった娘

私の長女が中学受験の時、我が家は5年生6年生では旅行に行きませんでした。娘はコツコツタイプでしたので、旅行で毎日のルーティンを崩すとかえって元に戻るのが負担になるような気がしたのです。そして日々楽しく塾通いをしていたので、気分転換は必要ありませんでした。
旅行は皆大好きですが、中学受験終了後の楽しみにしておきました。

・旅行に行ったMちゃん

塾も学校も一緒で 後に共に桜蔭学園に通い同じく医師になったMちゃんの家族は違いました。
Mちゃんの家族は年一回夏休みに1週間海外に行く習慣がありました。

それを中学受験の最中も続け、6年生の夏休みにも一週間海外に旅行に行きました。その旅行は今でも続いているそうです。

毎年 必ず海外旅行の写真年賀状が届きます。Mちゃんは、4月生まれのしっかり者でお姉さんタイプでした。お母様も小さい事は気にしないタイプでした。ですから、旅行に行く7日ぐらいは勉強から離れたとしても元に戻るのは何でもなかったのでしょう。
多感なMちゃんは、旅行でも沢山の事を得る事が出来たのでしょう。

このように、お子様の性格や旅行の目的に合わせて中学受験と絡めて考えてみて下さいね。

旅行することが、その後のメリットになるなら行く。焦りの要因になってしまうのなら行かない。
じっくり考えてみましょう。
中学受験勉強がマンネリ化していたり、ちょっとした刺激が欲しい時、

お父様お母様の気分転換に旅行を使うのも良い方法ですね。