こんにちは、桜蔭ママです。
ご存知だと思いましが、2020年の大学入試から受験システムが大変革されます。
「大学入試センター試験の廃止」
今までの「覚える」から「考える」受験へと大きく方向転換されるそうです。
これから中学受験をするお子さんは新入試で大学受験をする事になりますね。
では「考える」受験に対応し、「合格する子」に育てるにはどのような事に留意すれば
良いでしょうか?
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①新大学入試を見据えた中学受験勉強
中学受験は○○学校に合格して欲しい!と
誰でも願うのですが、そのお勉強のさせ方でその後のお子さんの運命が
大きく変わってしまいます。
そう、中学受験は過程が大切なのです。
多くのお子さんの成長を見て来て、それは実証済み。
ですから是非中学受験の毎日を大切に積み重ねて下さいね。
ではどのような毎日を過ごせば良いでしょうか?
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②知識量だけでなく、「考える時間」を大切にする
塾での授業は先生の講義を聞く事が中心になっている場合があります。
ですが、できれば、「自分で考え解く」時間を多くとってくれる塾がベストです。
「自分で考えて、自分で工夫する」
自分で考えることにより、それを活用して応用問題も考えられるようになります。
ですが、解き方だけを覚える勉強ですと、応用する事ができません。
思考力・発想力・表現力・・・
「覚えるだけの勉強」=量 「考える勉強」=質
これは日常生活で養う事も出来るのですよ。
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③お子さんも「断捨離」で学力が伸びる
「断捨離」の第一人者である「やました ひでこさん」の著書に
「子供の学力は断捨離で伸びる」
~4年後の新入で 受験勝者になる 親子の戦略~
というものがあります。
私も断捨離の考え方は素晴らしいと思って実践している最中ですが、
断捨離というのは、持ち過ぎで収納がいっぱいに溢れてしまったものの
大半を捨てる・・・
というだけでは無いのですね。
*断捨離の大切なメッセージは、
「断」とは:自分でしっかり考える力を持つ。お気に入りはどれかを絞り込む事。
「捨」とは:溢れる物の中で自分にとってどれが必要で不必要かを決定する意思を持つ 「離」とは:「断」と「捨」から導かれる「離」は自尊感情(自尊心)を生みます。 |
本当に大切なものを選択し、愛おしむ気持ちが、
自分を大切にするようになります。
1つ1つの「もの・事」と向き合い、考える力を養う事ができるのです。
*子供たちの生活の中にもこの「断捨離」を取り入れ、
「自分で考える力」を養う事ができます。
「中学受験」=「学力の自立」・「生活力」
を目指しましょう!そうすれば、お子さんが中学生になっても
「伸びる子」になるはずですよ!
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そして、「断捨離」のもう1つのメリットは、
きれいに整頓されて、物が少なくなった部屋で勉強すると、頭がすっきり、
新しい知識が入ってくる空間が頭の中にも出来るのです。
私たちもそうですよね。お片付けをした後は、心の中も頭の中もすっきり、
気持ちに余裕も生まれますね。
自分で考え取捨選択をしたからこそのご褒美なのです。
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④お子さんの断捨離方法は・・・
- 比較的時間のある週末などに実行します。
例えば、毎週土曜日の午後・・・などと決めても良いですね。
- まずは机の引き出し、物を全部出す。
- 今現在必要なもの・今は不必要だが取っておきたい物・まったくいらないもの
の3種類に分けます。
- 今必要なものを引き出し3つであれば、3種類に仕分けする
例えば、塾で使うもの・学校で使うもの・家で使うものというように
- 仕分けボックスなどを使って1つの引き出しの中も用途により
分けていく。
小さな簡単の箇所から初めて下さい。
取捨選択は子供に考えさせてくださいね。それこそが考える力を育てます。
そしてお片付けが終わったあとは、使ったものは必ず自分で決めた位置に
戻す事を教えて下さい。
これは、毎週でも、1か月に1回でも、学期に1回でもご家庭で決めて下さいね。
小さい所から、だんだん大きなクローゼットまで。
1度で出来るようにはならないと思っていてくださいね。
断捨離の目的は、部屋をキレイに保つ事だけではありません。
取捨選択をしながら考える力を付ける事ですからね。
そして、日常の生活の中・春休みの旅行中でも、
是非「自分で考える力」を養うチャンスを与えてあげて下さい。
それこそが親の出来る役目なのです。
最後までお読み下さり有難うございました^^